JAZZ+小倉餡トースト=マサコの定説は先代マサコからの伝統

ジャズ喫茶

下北沢の伝説のジャズ喫茶マサコは1953年開店です。途中複雑な形で代が替わってきているのですが、2020年5月から場所は変わりましたが同じ下北沢で新店長のもと、伝統の灯を守りながら元気に上質のジャズをかけていただいています。

店の雰囲気は最高度に「寛ぎ」です。現役バリバリの民謡クルセイダーズのメンバーを続けながら店を切り盛りするその雰囲気には似合わないくらいに「おしゃれ」の色を落としているようです。今でこそ下北沢は演劇に始まり様々な文化の香り高い街ですが、1953年開店当初は東京の郊外ともいえのどかさを残した街で、そののどかさを店内に凝縮しているようです。およそジャズ喫茶らしからぬ年代物のソファーなどはその典型といえるでしょう。

しかしかかる音楽は伝統を守った重厚。時折開催されるイベントではジャズのメインストリームからは一歩外れた周辺国での状況を特集するなど独自色の開拓にも余念がありません。

さて、ここでのご紹介は、今やマサコの一つの代名詞ともいえるような「小倉餡トースト」

餡トーストって、テレビ番組でも紹介があったし(実際私の家の食卓でも朝食にたまに登場します!)、そんなに物珍しいものでもないのですが、それでも「名古屋が本場」のローカル色は強いものです。

なにゆえにマサコで?!

先代のママ、奥田政子さんの地元ということではないのですが、それでも先代からの伝統をしっかりと守った一品です。

マサコの名入りのカップで、私が好きなG☆P COFFEE ROASTER焙煎のコロンビアの珈琲を飲みながら、ソファーにゆったり座って小倉餡トーストをいただく。

週末の寛ぎとして極上のものであるのは間違いありません。

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