⑤ ライブ演奏をジャズ喫茶の+ワンとしてやってみたい!!

ジャズ喫茶

レコード/CDを聴く楽しみと、ライブ演奏を聴く楽しみは、少し違っているのかもしれません。前者は「安心」が中心になるのかもしれません。歴史的な名盤での落ち着き。それに対し後者は「緊張感」のような気がします。何が生まれるのか誰もが未知数での開催。

人それぞれの楽しみは違いますがどちらも重要なものです。そして提供する側としては「どちらかを選択」するのが現実かと思います。何件かはジャズ喫茶を本業としながらライブ演奏でCDを出された店もありました。しかし、今、ジャズ喫茶(バー)を主としながら(店主談)、ライブにもかなり力を入れているお店が、下北沢の NO ROOM FOR SQUARES です。

ライブは、それを専業とするような経営をしない限り、なかなかビジネスとしては存在できないことは容易に推察できます。(ライブハウスで昼はお茶を飲めるような店もありますが、ライブハウスが主のようです)。そこに NO ROOM FOR SQUARES の店主の激しい思いがあるように感じます。

「例え持ち出しになってもいい。安心と緊張感を両立させたい!!」

少なくともジャズの世界においては、誰もが最初は「緊張感」で一杯な演奏が当たり前でした。それがある程度の実績でCDを作り、記録として訴えられる演奏を残していく。そんな「名盤」がジャズ喫茶で広く長く聴かれ続けられる。その連綿を自らが作り上げていく

NO ROOM FOR SQUARES に出演されるミュージシャンの演奏からも、そんな気迫をすごく感じます。

2021年9月18日、19日、20日。開店2周年記念を大々的に3日間に亘り開催されました。出演ミュージシャン総勢14ユニット!!皆さんの熱演と店への愛は店には収まりきらず下北沢の域内に行き渡っていたように思います。

20日ご出演の皆様;

梅井美咲(p)&須川崇志(b,cello)

大友良英(g)&松丸契(as)

曽根麻央(p&tp)solo

海堀弘太4+佐藤敬幸(as), 高橋陸(b), 高橋直樹(ds)

渡辺翔太(p)4+ 佐瀬悠輔(tp), 古木佳祐(b), 則竹諒(ds)

【MUSIC SESSiON】MAO SONÉ Solo ♩Isfahan
ビデオは曽根麻央 (blue note東京公演情報ですが。。。) トランペットとピアノ一人セッションは初めての経験でした。

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