A Tribute to Jack Johnson

JAZZその他音楽

“A Tribute To Jack Johnson” by Miles Davis (1971)

Miles Davis (tp), Steve Grossman (sax),Bennie Maupine (cl), John McLaughlin(g), Sonny Sharrock (g), Herbie Hancock (key), Chick Corea (key), Michael Henderson (b), Jack DeJohnette (ds), Billy Cobham (ds)

It is my own individual issue that this album is the TRIGGER for me to change from ROCK to JAZZ/ FUSION.

Rock guitar and rock drum to Fusion guitar and fusion drum.

John McLaughlin and Billy Cobham were two important persons, then, led to MILES DAVIS and so many jazz musicians !!

Miles Davis – A Tribute to Jack Johnson (1971) (Full Album)

I’M BLACK. I NEVER LET THEM FORGET IT.

Still clearly inside of me.

  • original post in Japanese

今週NHKラジオでJAZZ MILESⅡを放送してもらっています。いつまでもこの種の特集が組まれるのですね。さすが幅広さと奥深さ!

(高校生の頃一生懸命深夜に聞いていた油井正一さんのASPECT IN JAZZを思い出しました)

私のMiles Davis はJack Johnson から始まりました。ロック小年がバカテクのギターにはまり、John Mclauglin →Jack Johnson →Miles Davisという流れです。そこを起点に一気に広がりました。それ以前のアコースティックな広がりとそれ以降のエレクトリックの爆発。

例によって友達を呼んで「どうだ!」をやったのですが、どうも無反応で、「何でトランペット入ってきーへんの?」ととんでもない感想を述べられたので悲しい思いをしたものです。

さてさてロック少年時代はひたすら(体制への)「反発」でした。BEATLESが女王陛下の勲章を拒否し「俺たちは戦争で人を殺すのではなく音楽で人を楽しませている!」と宣ったのに、ひたすら快哉を挙げたものです。

それからのジャズは、様々が加わりました。確かにJACK Johnsonは「入口」としてわかりやすかったのかもしれません。長らく虐げられてきているBLACKの苦悩。「黒人が成功するにはボクシングとジャズしかない。」そんな言葉の身近感をどーんと音楽で表現してくる。高校生にもわかりやすく。

I’M BLACK. I NEVER LET THEM FORGET IT.

「今」聞こえる言葉のようです。

そしてその後のエレクトリックの路線は、コマーシャルを味方に付けて、大勢のフォロワーと共に私の大好きな同時代である「FUSION」の立派な城を築いた。すばらしいです。

しかしそれでも、いくらFUSIONの世界の先端を走っても、例えばHERBIE HANCOCK, CHICK COREA, ZOE ZAWINUL 諸兄の「身近感」とは程遠い、緊張感に支配されるのは、これはただキャラクターなのでしょうか?

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