「xxマラソンのスタートを迎えます!3、2、1、パーン!」
市民マラソン大会のスタート前の高揚感をなぜか思い出しました。2020年11月7日(土)SHONAN FUJISAWA JAZZ MEETING。藤沢駅の北口会場、南口会場の両者での同時開催というステレオ効果を備えたなかなか楽しいイベントでした。朝10時半から夜の8時まで(南口会場は6時まで)の長丁場。延べ24バンドの出演。しかし、北口会場は座って聴くこともでき、随分ゆったりと楽しむことができました。昔何度も楽しんだ野外ジャズフェスが蘇りながら。
とにかく今年のコロナのせいで、あらゆるイベントの予定は無茶苦茶です。そんな中で、もちろん対策に細心の注意を払いながら、開催された実行委員の方々に、まずは一番の拍手を送るべきと思います。大変お疲れ様でした。
一方の演奏の方々は、両会場の移動、多少の食事休憩、そもそも2会場ということで全部は見られないのですが、たぶんどのお顔も、演奏する喜びで満ちていたように感じます。そして多少の緊張感。実は私が一番嬉しかったのは(プロの方は別枠とします)、植木リトル・エコーアンサンブルの皆さん。何と小学3年-6年生のラージアンサンブル。それぞれがソロを取らせてもらえました。マイクのところに進むときの緊張感。そして終わったときに自分の席に戻るときの抑えた達成感。美しいです。普段の練習とこういう機会で急速に成長するのでしょうね。また、お客さんの中に親に連れられた小さな子供さんがかなりちらほら。お兄ちゃん/お姉ちゃんの応援を健気にしていました。こんなところからも、しっかりと伝承が進んでいくのに違いはありません!
どうも、市民ジャズフェスと市民マラソン大会を同列にしたくてしかたがありません(笑)。市民マラソンも、沿道の応援、すごいです。小さな手にハイタッチはできないので、少しスピードを落とし、背を下げて礼を返します。日本の立派なジャズ文化は夏のフェスを潤沢に行ってもらっています。しかし、もっともっと、気軽に参加できる市民フェスがあってもいい!応援します。ともあれまずは来年もぜひよろしくお願い申し上げます!
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