AUTUMN LEAVES ー枯葉 vs 紅葉ー

JAZZその他音楽

紅葉、って英和辞書で調べると”AUTUMN LEAVES”と最初に出てきます。あれっ、AUTUMN LEAVES って逆に世界の有名な曲の一つである「枯葉」ですよね。。JAZZでも最も多くのミュージシャンにカバーされている曲の一つでしょう。

例えば誰もが真っ先にあげそうなMILES DAVIS (CANNONBALL ADDERLEY?) のSOMETHING ELSE

もう一つ有名どころを挙げるとBILL EVANS の PORTRAIT IN JAZZ

「枯葉」って、イメージは都市での哀愁です。シャンソンのオリジナルでのように、恋が実らなかった切なさ。失意の中で公園をただ歩く。。

一方の「紅葉」は、行楽地に向かう晴れやかさです。同じAUTUMN LEAVES でもかなりイメージが異なりますね。

MILES DAVIS 版は、まさに「枯葉」ですね!切なさが響き渡る演奏はもちろんなのですが、邦題に拍手を送りたくなります。

他方のBILL EVANS 版は、切なさよりも躍動感です。

それぞれの違うイメージを同じAUTUMN LEAVES の曲の中で表現する。他のカバーもそれぞれなのでしょう。行楽地での聞き分けもまた楽しからずや。

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