高田馬場(小滝橋)の「春ちゃん手作り餃子」で、瀋陽の伝統伝播を考える

旅・食

本日も朝でしたが「春ちゃん」で餃子をいただいてきました。

1Coinセット=¥500 (餃子セットもしくは本格ワンタン)

餃子は4個入り。水餃子か焼餃子を選べます。セットでのサブは、以前はサラダだったのですが、今は「おから」が登場です。

今回のポイントは2点です。

1.酸菜(春ちゃんのメニューには「漬け白菜」と書かれています)

2.おから

1.酸菜ーー漬けて酸っぱくなった白菜で、東北地方で一般的に使われる(韓国朝鮮のキムチに繋がる食材ですね)。春ちゃんでは肉まんと餃子に使われています。

実は私は少なくとも意識上では初めて食べてみました。普通の白菜に比べ、ほんのりと酸っぱさとまろやかさが伝わってきます。

さて、本場瀋陽では、そしてここ日本では、「普通の白菜と酸菜白菜の割合はどうなのでしょうか?」

瀋陽では酸菜が非常に一般的。日本での酸菜の浸透度との比較で、そこは「ガチ度」を測るバロメーターの一つになるのでしょうね。(東南アジアの旅で調べられず非常に残念です。。最も言葉の問題等々あって聞きたい質問の多くが「準備だけ」になってしまいましたが・・💦)

ということで春ちゃんに聞いてみたのですが、意外や意外、「日本人もよく注文します!」。さすがに統計上の数字を期待はできないのでしょうが、今後も様々なところで念頭に置いておきたいものです。

酸菜は中華の食材店にもあまり見られません・・・下記は大久保の「海羽」のものです。

2.おから

おからは豆腐を作る過程でできるものなので豆腐料理の多い日本、中国、韓国等では一般ですね。 (中国語で豆渣ーー豆のカスーーってちょっとダイレクトでいやですが)

おからは東北地方で多く使われるようですが、そのまま「一品料理」としての出され方ではなく、何かのメインの料理に使われる一つの食材という位置づけが多いとの説明もありました。

春ちゃんでも、単品としてのメニューにはなくて1Coinセットなりランチセットに使われています。

一つの様子見なのかもしれませんね。正直そもそも淡白な味ですし薄味にしてありますので、お好みで店の特製のラー油を使うと私はおいしくいただけました。

いつも思っていることですが、「健康食への意識」があればあるだけ「幅広さ」がありがたいものです。セットメニューへの展開は「ガチ」とは少し別の観点で、ぜひ進めていただければ、と個人的に望んでいます。

店の情報;

営業時間=7:00-22:00

03-6304-0768

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