続いて日本が誇るジャズのLEGENDは日野皓正。
日野皓正と言えば私には2点です。
① かっこいい
② 日野皓正=ニューヨーク
① 最近類似を感じたのはベイシーの菅原マスター。菅原さんの場合は生き様、ということですが、日野さんはやっぱり演奏する姿です。1970年代後半、ジャズにのめりこみ出した頃は、既に日野さんのスタイリッシュなカッコよさは十分に発揮されていました。
② ①に繋がります。日野さんが再渡米されたのは1975年。その頃私はまだ一生懸命BEATLESで、LED ZEPPELINが入り始めた頃。まだ日野さんには到達していなかった。従いまして日野皓正の存在を知ったのは「ニューヨークからの姿」でした。ああ、アメリカで活躍できるミュージシャンがいるんだ! 衝撃でした。しかもニューヨーク。一気にあこがれが固まったように思います。だって日本人にとってそれまでの歴史は「あちらから日本へ」の一方通行でした。それが逆のコースになったんですよ!もちろん秋吉敏子さん、渡辺貞夫さん。渡米されたミュージシャンはいらっしゃいます。しかし「ニューヨークの現場感」を一番伝えていただいたのが日野皓正さん、ということです。
ところでDOUBLE RAINBOW。 私の中では日野さんの「この一枚」です。菊地雅章さんとのコラボが最高です。MILES DAVIS vs GIL EVANS の関係とぴったりですね。
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