VIRTUAL SILENCE
What a significant album title !!
Chie Nishimura (vocal)
Ryoji Orihara (fretless bass)
May Inoue (guitar)
Tamaya Honda (drums)
Wao, album cover is Shinjuku, which is most familiar with me, where I have been to every morning on the way to work, before COVID 19.
In May 2020, when there was strong violence of COVID 19, people were afraid very much then stayed home for a long time. One of the noisiest town in the world, Shinjuku is not the exception. It was a silent town.
However, after a little bit calm from COVID 19, it is strange that such a silence seemed VIRTUAL.
What is the silence ?
What is the noise ?
Nishimura, Orihara, Inoue and Honda have been talking to us.
2020年5月
コロナは日本でも猛威を振るい始め、慣れない市民は恐れ可能な限り外には出ず、繁華街は静寂に包まれました。世界でも有数な騒然とした街、新宿も例外ではなく。通勤で歩きなれた新宿西口大ガード。人々が大通りを闊歩して渡る当たり前の風景。これが見事に遮断されたのです。
しかしそんなコロナも、同じ状況は続きません。市民の大多数は団結して防衛に注力し、かなりの落ち着きを見せてきています。（これからがどうなるかは別にして）
人の動きがそれなりに増えてくると、不思議なことに一時の静寂が「仮想」に思えてきます。新宿は騒然を失ってはいけないのです！
私はそんな解釈で、この意味深な音楽とタイトルに向き合っています。（もちろん人それぞれですね）
困惑が大量に含まれた静けさから音楽は始まり、その困惑は続きながら、徐々に騒然が加わっていく。音楽が終った後も余韻はいつまでも残り、やがて訪れるべき「コロナ後」が、真に明るく活気に満ちたものであることを願わざるを得ないのです。
西村知恵(vo)、織原良治（fretless bass、音楽監督、art design)、井上銘(g)、本田珠也(ds)
2021年12月7日発売
私は、家の弱い機材では4人の気迫を十分受けきれず、神保町のOn a slow boat..さんで聴かせていただきました。さすが違う！！
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