潮州料理をもっと知りたい! WISHING TO GRASP TEOCHEW CUISINE MORE !

旅・食

「潮州料理」

中華料理に少し慣れてくると時折登場する言葉なのですが、なかなか一般には馴染みが薄く、でも調べれば調べるほど「魅惑的」に押し寄せてくる料理に感じられます。

なぜ馴染みが薄いのか?たぶん「潮州料理」を前面に出した料理店が日本にはかなり少ないことが一番の要因なのでしょう。ネットで調べる限りは唯一店名に表記した「潮州」(荻窪)も、残念ながら閉店です。。。

日本で馴染みが深いのは「広東料理」。潮州は広東省内の一地域でありながら、「潮州語を話す民族」という観点で「客家」などとともに別にカテゴリー分けされているあたり、結構複雑です。

歴史的にも隣の福建省とともに海外に新天地を求めた経緯があり東南アジアの華人の中でも「一大勢力」になっています。(例えば2020年の資料でシンガポールでの華人の割合は、1:福建人=39.3%、2:潮州人=19.4%、3:広東人=14.3%、4.客家=8.6%)(山下清海「華僑・華人を知るための52章」)  

それだけの大きな勢力でありながら、改めて、なぜ日本で潮州料理にあまり馴染みがないのか?謎です!!

従いまして、11月の東南アジア訪問の旅で、「潮州料理」についても展開を自分の目で(単発表面ですが・・)見てみることにいたしました!

幸い個人的な交友の中に潮州出身者が2名いて、食事ができることになったのです!!

羅湖「井都人」

Chaoshan restaurant in Shenzhen, Itojin

帰国後報告をいたします。

(潮州人友人2名は、不思議な親密さができた交友で何度も食事を重ねたのですが、実は潮州人ということを知らなかった。一人が中国茶をふるまうのが好きで食事前にかなり本格的にお茶をいれてくれたのですがあれが作法に即った「工夫茶」だったのですね・・・)

(問題は言葉で共通言語がなくて、宴の最初はいつもぎごちないのですが、お酒が進むとすべてがわかりあえてすべてをさらけ出せる、という極めて特異な関係でした。それゆえの深さ)

深圳ではもう1件、金稲園砂鍋粥

中国のおかゆを「広東粥」と「潮州粥」に分けたときに、潮州粥の特別版のような店で、かなり有名です。土鍋に大量のシーフード等と一緒に煮込んだ、朝食向けではなく昼夕食向けのお粥。(深圳に住んでいたときに前を通った時の印象が強かったもののなぜか入る機会がなく・・・)

香港でも「潮州」が非常に有名なようです。

こちらは残念ながら一人ですが「陳勤記鹵鵝飯店」に行ってみます。

陳勤記鹵鵝飯店[チャン・カン・ゲイ] | 香港ナビ (hongkongnavi.com)

他に訪問するのが、ペナン、シンガポール、ホーチミン。

時間の都合で「潮州料理専門店」に訪問するのはむつかしいですが、「広東粥と潮州粥」との比較の観点で、それぞれの地域での「潮州料理の展開」について調べてきたいと思っています。

PORRIDGE
I heard that in USA, porridge is getting popular. Do you like it ?In Asian countries, for the long time, it is so p...

遠からずこれらの料理が日本でも「ガチ中華」に仲間入りしていくのは、間違いないと思うのです。

On my next trip to South East Asian countries in November, I would like to study more about “TEOCHEW CUISIN (潮州料理)”and “Chaoshan people(潮汕人)”

It is strange that TEOCHEW CUISIN is not so familiar in Japan, even though it is quite familiar in South East Asian countries. Most probably it is just an issue of timing, and sooner it should be more familiar like in those counties!

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