中国深圳への入国2023年11月

旅・食

コロナで入国の規制を課した多くの国が元に戻している中で、中国は相変わらずビザでの事実上の制限を継続しています。しかたがない。しかし徐々に緩和の方向にあるようで、あくまでも2023年11月現在の状況としてお伝えします。

1.香港からの陸路、海路であれば現地で「アライバルビザ」(深圳市限定、5日間)の発給がされます。

対象のイミグレは、皇岸、羅湖、蛇口の3か所。皇岸を使う場合は旺角から直通バスがあります。羅湖であればMTR,蛇口であればフェリー。

比較的皇岸が「空いている」という前情報(羅湖がどうしても混んで遅い時間にビザ申請しても「枠」でその日は打ち止めされるリスクがある噂もありました・・)、と、旺角に宿を取った事情から、私は旺角からの直通バスを使いました。バス停はMTR太子が一番近いのですが、旺角からでも徒歩10分弱です。Metropark Hotel Mongkok が目印になります。

わかりやすい表示がされています。

現金の客は上記売り場でチケットを買う。HKD45.00。 OCTOPUS CARD(八達通)を持っていればそのままバスに乗ってカード支払いをします。皇岸の事情から香港出国と中国入国までの距離が長いため、一度バスを降りて香港出国後再度バスに乗るのですが、その際に記録上、カードであれば再度機械に読み込ませ(課金なし)ますが、現金チケットであればスタッフさんがQRコードを読み取ってくれます。

旺角からの所要時間は乗り換え含め40分強。

余談ながら、旺角ー皇岸のバスは、深圳に駐在経験のあるビジネスマンのかなりの多くに馴染みのあるバスです。なにしろ皇岸のイミグレが唯一24時間営業で、事情があって香港を出るのが遅れた場合、香港に泊まりたくないし、やむを得ずこのバスに乗る、ということが私も数え切れずありました・・・

コロナ前はバスも24時間稼働していたのですが、現在は始発が6:00で、朝の時間帯は30分に一本でした。

もっとも、皇岸のイミグレは開いていても、ビザの申請窓口が開くのが9:00 ということで、安全のため少し並ぶつもりで8:00のバスに乗りました。

2.ビザ申請

一度バスを乗り換えて皇岸イミグレに徒歩で向かいます。もしろんオレンジのVisitors

しばらく進むと中国側入管となるのですが、ビザはその手前で申請。

順番としては、

①番号札をもらう

②写真撮影(パスポートに貼られるビザに付けられます)。手順の説明はわかりやすいです。無料。

③番号を呼ばれたら申請書に必要事項を記入して提出。

④しばし後に費用の支払い(カードのみで現金不可)。

⑤再びしばし待って、ビザ付きのパスポートを返却。早速イミグレに向かいます。ビザ申請窓口が開いて以降の所要時間はちょうど1時間でした。(もちろんケースバイケースでしょう)

*少し前までWeChatを使った「健康申告」も必要だったのですが、ちょうど緩和で不要になったのでありがたし!

費用は日本人の場合RMB275 ですが9月からRMB175 から値上げされましたね! ¥6,000程度。

ちなみに費用は国によって「えっ!」というくらい異なります・・・

3.ともあれ無事!中国に入国。資金調達の両替等々必要な手配の後、地下鉄(地鉄)であれば少し歩きますが案内の通りに向かいます。深圳もキャッシュレスを突き進んでいるようで、正直懸念があったのですが、短期旅行者ではしかたがないですね。多少の不都合もありましたが現金でも通すことはできました。(地下鉄の切符は自動販売機があっても「使えません」が多かったり、RMB5札しか受け付けなかったり・・・約束の時間があったりするとかなり焦って走り回ったことも・・・)

地下鉄駅に向かう途上。建設ラッシュの出迎え。例えば1980年代、「四匹の龍」の興隆の熱い時期の訪問を思い起こさせました。もちろん今が特別でもないしそもそも建設ラッシュをただ賛美するものではありませんが、「一つの現実」として共有の世界を受け入れる必要があるように思います。

これからも深圳(および今回の訪問となる香港、ペナン、シンガポール、ホーチミン)について触れていきたいと思いますので、ご覧いただけると幸いです。

再稿となりますが、「文化」に強力に取り組んだ「華僑城創意文化園」での感動、等々。

OCT-LOFT, Updated Shenzhen

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