2021年ニッポンの退屈日記

雑記

Juzo ITAMI (May 15,1933- Dec.20, 1997) was a worldwide famous cinema director.

However, I was surprised to know that younger people are not so familiar with his fame. It was almost 24 years ago that we got a very shocking news of his mysterious death. It was long time ago….

A Taxing Woman (1988)(マルサの女)

Anti- Extortion Woman (1992)(ミンボーの女)

As soon as every new cinema of him released, we rushed to cinema theater. That was a tremendous talent of him.

However, following is the story of him “before cinema director”.

We had a fresh impression with him as for an essayist.

「DIARY TO FEEL BORING IN EUROPE」(1965)

「TO LADIES」(1968)

「TO LADIES AGAIN」(1972)

I got a chance to read 「DIARY TO FEEL BORING IN EUROPE」again after 40 years at KANDA COFFEE shop in Jimbo-cho.

Then, I realized that long and long time I forgot the sense of “BORING”, because I was so busy to live in every single day to face every difficulty day by day. No time to see BORING !!

For example it is a typical issue in its book that “HOW TO EAT PASTA CORRECTLY”.

Can you explain it confidently ??

His reply is that “TO SECURE NECESSARY ROOM ON THE PLATE AT FIRST, THEN ROLL PASTA IN SUITABLE LOT”.

That is the point I forgot for a long time !!

Putting much energy on such a slight issue.

The world around me was so tasteless only seeking efficiency !!

Now I am in a position to see the world other than efficiency (got old enough).

Then, I am pleased to feel again “BORING”.

Thank you for the time !!

「そっか。今の若者には伊丹十三の名前はかなり遠いのかも」

ちょっとしたショックでした。「お葬式」鮮烈な監督デビューでした。1984年。「タンポポ(1985年)」「マルサの女(1987年)」と続き、ほぼすべての監督作品に強烈な印象を持ち、待ちきれずに映画館に通ったものです。しかし謎の死に至ったのが1997年12月20日。もうすぐ24年になるのですね。随分昔のことです。

いえ、ここのお話は更に少し前。

映画監督前に俳優業としても高名であったのと共に、多才!の名の通りに別に光り輝く世界がエッセイストとしての顔でした。

「ヨーロッパ退屈日記(1965年)」「女たちよ(1968年)」「再び女たちよ(1972年)」この辺になるとさすがに同時代とはいえなかったのですが、大学に入った頃の生意気な盛りに、まさに「座右」に置いていたのを思い出します。

「ヨーロッパ退屈日記」タイトルがいい!!(山口瞳氏考案)

再び思い出させていただいたのは「神田珈琲、私の本100冊展」でした。美味しく淹れていただいた深煎り珈琲をいただきながら、パラパラと読み返し蘇ったのは、『私たちは随分と退屈を忘れてきているのかも』。これがまたショックでした。

例えば、「スパゲッティの正しい食べ方」自信を持って説明できますか?

答えは「うまくフォークで巻くための「空間」を作ってからゆっくりと巻く」のだそうです。40年くらい前、「へええっ!」と頭をどつかれましたね。

さてさてそれから40年の日々が流れたのですが、その間はひたすら「そんな退屈の否定」であったように思います。

「スパゲティーはおいしく食べられればそれでいい。」

余計なことにかける労力の否定。企業が求める効率主義にどっぷりと浸かったのでしょう・・・・・・

今、会社員生活も定年を迎え、ようやくその「効率一辺倒」から脱却しようとしています。珈琲も自分で手挽のミルで時間をかけて淹れています。周りから見れば随分なヒマ人。退屈を楽しんでいます。

「ヨーロッパ退屈日記」を横に抱え直し、封印してきた退屈を掘り返しているのですが、もちろん1965年じゃあない、2021年の退屈な世界に描き直していくのだと思います。

 

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