REBORN(再生)

雑記

人間、長く生きるとどこかで何か大きなトラブルに遭遇することはあるようです。ある時は希望をすべて失うような甚大なもの。ただ単に年齢的な区切りの場合だってあります。そんな場合でも人間には「復活」に向けて動く本能・回路が備わっているようです。「再生」とか「回帰」とかいろんな言い方があります。そして、そんな人間の強い本能を、例えばテレビ番組で特集することがあります。夏を代表するような特別番組とか。

テレビ番組って、やはり視聴率という大きな前提があるので、その論理を否定などできません。ただ、私は、自分の中に入れる時にはフィルターをかけて、番組の論理をできるだけ外すようにしています。

例えば、その論理の一つに、「復活」に向けたモチベーションを、「誰かのために」とした持っていき方がよくあります。これって、自分の中では、「自分のために」だと思うんですよ。もちろん私はドライな人間ではなく、他人との繋がりを強く求めます。自分のための努力を何らかの形で他に向けて発信したい。そして、その発信を他の人がどう受けるかは、基本的にはその人の範疇にあると思っています。そんなスタンスでの発信を、これからも続けていきたいと思っています。

それにしても、改めて。シドニーオリンピックで大活躍をされたアスリートさん。いつだってモチベーションは明快ですね。「走りたいから、走るのが気持ちいいから」。私も夏のひと時の休憩を除き、長距離を(市民ランナーの末端として)走ります。この苦しさを耐えるためのモチベーションがいつになっても説明できない。歯がゆいです。。

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